理化学研究所は2012年3月23日付プレスリリースで、マウスの海馬の神経細胞を光で刺激して、特定の記憶を呼び起こさせることに成功したと発表しています。記憶が神経細胞のネットワーク内に物理的に存在することを実証したもの。
研究グループではまず、ある環境下でマウスの足に軽い電気ショックを与え、これによりマウスを竦(すく)ませ、環境とショックの関係を学習させ記憶させています。次に、全く別の環境下でも、学習中に活性化した細胞群に直接光を照射して再び活性化させ、人為的に竦みの行動を起こさせることに成功しています。
研究グループでは、精神神経疾患などの研究分野への応用が期待できるとしています。