東北大学は2012年5月16日付プレスリリースで、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と脳萎縮の関連についての研究成果を発表しています。
震災前から前帯状皮質とよばれる脳部位の体積が減少している被災者にPTSD症状が生じやすく、PTSD症状出現に伴い眼窩前頭皮質とよばれる脳部位の体積が減少することが明らかにされています。
研究チームでは、恐怖や不安の処理に関与する前帯状皮質の機能不全が誘因となり、感情の制御・恐怖記憶の消去に関与する眼窩前頭皮質の機能不全がPTSDを発症させるのではないかと考えています。