横浜市立大学は2012年6月14日付プレスリリースで、育児放棄(ネグレクト)で見られる社会的に隔離された養育環境が脳に与える影響の分子細胞メカニズムを動物モデルで解明したと発表しています。
研究グループは、社会的に隔離された環境を発育期に経験したラットを用いた実験で、(1)ストレスホルモンが増加していること、(2)これにより神経伝達物質の一つグルタミン酸の受容体の機能が低下していること、(3)これらの結果体性感覚の機能が低下していること、を世界に先駆けて明らかにしています。
今回の研究成果は、異常な養育環境に起因した精神疾患の新規治療薬開発の糸口になると期待されています。