アステラス製薬と藤田保健衛生大学は2012年7月25日付プレスリリースで、統合失調症・双極性障害それぞれの患者の脳(海馬)において、神経の成熟過程に障害が生じていることを発見したと発表しています。
研究チームが今回、米スタンレー医学研究所の保有する人間の死後脳(海馬)サンプルを用いて調べたところ、統合失調症・双極性障害患者で見られる行動障害を呈する遺伝子改変マウスを用いたこれまでの研究報告とほぼ同様の結果が得られたといいます。
海馬における神経成熟過程の障害を改善する薬剤が見つかれば、統合失調症や双極性障害の画期的な治療薬の開発に弾みがつく可能性があります。