2012年10月30日付毎日新聞によると、自閉症発症に関与しているとされるたんぱく質の働きを制御するメカニズムを、東京大学の研究チームが解明したようです。
このたんぱく質は「ニューロリジン」とよばれるもので、研究チームが構造を調べたところ、一部が切断された状態になっていることを発見。切断するはさみの役割を担う物質を探し、「ADAM10」「γ(ガンマ)セクレターゼ」という2つの酵素を突き止めています。
また、この2つの酵素を操作してニューロリジンが切断されにくくすると、ニューロリジンの量が操作前に比べて1.5倍程度増え、自閉症患者の神経細胞に近い状態になることを、マウスを使った実験で確認することができたといいます。