横浜市立大学は2013年11月8日付プレスリリースで、恐怖体験などによる心の傷(トラウマ)の形成を仲介する物質を世界で初めて特定したと発表しています。
今回トラウマ形成を仲介する物質として特定されたのは、「アセチルコリン」という神経伝達物質の一つ。研究グループは、ラットを用いた実験で、海馬においてトラウマが形成される際の分子細胞レベルの変化が、アセチルコリンの分泌増加によって引き起こされることを明らかにしています。
今回の研究成果は、PTSDや対人恐怖症などトラウマに起因する精神障害をコントロールする新薬の開発につながるものとして期待されます。