名古屋大学と九州大学は2014年5月23日付プレスリリースで、慢性疲労症候群で見られる異常な痛みが、脊髄内のミクログリアの活性化に起因している可能性があることを、ラットを用いた研究で明らかにしたと発表しています。
ミクログリアとは脳や脊髄に存在する免疫細胞で、過度に活性化すると、炎症性物質(炎症性サイトカインなど)を産生し、神経細胞の機能異常などを引き起こすことが知られています。
研究グループがミクログリアの活性化を抑制する薬剤(ミノサイクリン)をラットの脊髄髄腔内に投与したところ、異常な痛みが抑制されたことを示す結果が得られたといいます。