理化学研究所は2014年7月14日付プレスリリースで、統合失調症や自閉症の発症に、脂肪酸を運搬する「脂肪酸結合タンパク質(FABP)」が関与している可能性を見出したと発表しています。
研究グループは今回、統合失調症患者と自閉症患者のサンプルを用いてFABP遺伝子を調べたところ、FABPの機能異常を引き起こす遺伝子変異を発見。さらに、FABP遺伝子を破壊したマウスにおいて、精神疾患に関連のある行動異常を確認したといいます。
これらの結果は、脳で働くFABPの質的・量的変化が統合失調症や自閉症の発症に関わっている可能性を示唆しています。