日本老年医学会は2015年11月4日、ホームページ上で、『高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015』が完成したとして、その総論部分を発表しています。
認知症など既存の疾患がない場合でも75歳以上の高齢者全てが対象となる「特に慎重な投与を要する薬物」の一部を、総論部分から引用してご紹介します。
■ベンゾジアゼピン系睡眠薬・抗不安薬
長時間作用型は使用するべきでない。トリアゾラム(「ハルシオン」)は健忘のリスクがあり使用するべきでない。ほかのベンゾジアゼピン系も可能な限り使用を控える。使用する場合最低必要量をできるだけ短期間使用に限る。
■非ベンゾジアゼピン系睡眠薬
漫然と長期投与せず、減量、中止を検討する。少量の使用にとどめる。
■三環系抗うつ薬
可能な限り使用を控える。