千葉大学と宮崎大学は2016年6月7日付プレスリリースで、抗うつ薬だけでは十分に改善しない社交不安症患者に対して、認知行動療法の併用が有効であることを臨床試験により世界で初めて明らかにしたと発表しています。
研究チームは今回、抗うつ薬で改善を示さない社交不安症患者を対象として、薬物療法を中心とした通常治療を継続した場合(通常治療単独群)と、通常治療に認知行動療法を併用した場合(認知行動療法併用群)とで、症状の改善に差が見られるかどうかを16週間にわたって観察しています。
その結果、通常治療単独群の改善率が10%であったのに対し、認知行動療法併用群の改善率は85.7%、また、通常治療単独群の寛解率が0%であったのに対し、認知行動療法併用群の寛解率は47.6%と、認知行動療法併用群において顕著な改善が確認されています。
▼出典
プレスリリース(PDF)