富山大学は2016年7月28日付プレスリリースで、強烈な体験をすると、その前後のささいな出来事も一緒に長く記憶が保存される仕組みを解明したと発表しています。
強烈な体験をするとささいな出来事が長期記憶として保存される現象を「行動タグ」といいますが、その仕組みについてはこれまで不明でした。
研究グループは今回、マウスを使った実験で、行動タグの成立時には、強烈な体験とささいな出来事の記憶のそれぞれの神経細胞集団(記憶痕跡)が広く重なり合っていることを発見しています。
今回の研究成果が、特定の記憶痕跡の神経活動を制御する技術開発につながり、さらに、トラウマ記憶と関連性の低い記憶が結びつくPTSD(心的外傷後ストレス障害)の治療法開発につながることが期待されます。
▼出典
プレスリリース(PDF)