香川大学は2016年9月8日付プレスリリースで、シナプスが作られ過ぎないように調節している仕組みを突き止め、この仕組みが働きにくくなると、脳の神経細胞が過度に興奮し、自閉症スペクトラム障害(ASD)とよく似た行動を示すようになることを、マウスを使った実験で明らかにしたと発表しています。
研究グループは今回、シナプスが作られ過ぎないように調節しているタンパク質「MDGA2」を見出し、このMDGA2の量が少ないマウスを遺伝子操作で作製し調べたところ、興奮性シナプスが過剰に形成されており、脳内の神経細胞が過度に興奮していることを明らかにしています。
また、このマウスの行動を観察したところ、同じ行動を繰り返したり、他のマウスとコミュニケーションをとらず関心も薄いなど、ASDに類似した行動パターンが認められたといいます。
▼出典
プレスリリース(PDF)