量子科学技術研究開発機構は2016年9月16日付プレスリリースで、自分を責める傾向の強いうつ病患者では、視床のノルアドレナリン神経伝達機能に異常が生じており、これにより注意・覚醒機能が高まっていることを発見したと発表しています。
研究グループが今回、自分を責める傾向が強く、不眠や食欲低下などの症状を認めるうつ病患者19名と、健常者19名を対象にPET検査を行ったところ、うつ病患者の視床では、ノルアドレナリンを再取り込みしてその機能を調節する分子の密度が、健常者よりも30%近く高いことが判明しています。
また、この分子の密度が高いうつ病患者ほど、物事を判断する際の注意・覚醒機能が高まっていることが見出されています。
▼出典
プレスリリース