富山大学、東京大学、東邦大学、東北大学は2017年7月11日付プレスリリースで、統合失調症の発症高リスク群のうち、後に発症した群は、発症しなかった群と比較して、左後頭葉の脳回(いわゆる、シワ)の過形成が見られることを、世界で初めて明らかにしたと発表しています。
研究グループは今回、典型的な統合失調症の症状を発症する前段階が疑われる状態の群(発症高リスク群)104人と、健常対照群104人を対象に、MRIを用いてそれぞれの大脳皮質の脳回を調べています。
その結果、発症高リスク群のうち、後に統合失調症を発症した群は、発症しなかった群と比較して、左後頭葉の脳回の過形成が見られ、後の発症が予測される変化を示すものであることが明らかにされています。